3年生は国公立大学前期試験を2月25日・26日に無事に終え、いよいよ卒業の時期となりました。令和5年2月28日(火)の午前中には翌日の卒業式に向けて、2年生が3年生の教室をきれいに清掃し、1年生が体育館の会場設営を頑張ってくれました。
昼からは3年生も合流し、コロナ感染に配慮しながら、同窓会入会式を3年ぶりに全校生徒が揃った形で実施しました。今年度は新たに350名の卒業生が加わり、弦月同窓会会員が39866名となりました。同窓会の内藤泰夫会長より「みなさんの入会を心より歓迎します。バイタリティー(活力)・スペシャリティー(専門性)・オリジナリティー(独創性)・パーソナリティー(人間性)を身に付け、多くの人と交流してください。」との言葉が3年生に送られました。卒業生代表として森山晃太君が記念品を受領し、応援団長として活躍した押川一心君が、「コロナ禍の3年間を過ごしたからこそ、当たり前の光景が色濃く残りました。真・美・善の精神を糧に、人生を価値あるものにしていきたい。」と代表挨拶を行いました。旧制中学校時代からも含めると約5万人を超える本校卒業生の一員として、今後の活躍を期待したいと思います。
その後に3年生の諸表彰があり、全国高校総体総合3位・全九州高校総体総合優勝のカヌー部と県高校総体3年連続優勝の山岳部が「宮崎県高体連スポーツ賞」の“団体の部”、カヌー部の村橋君、柿本君、錦織君、宮永君、戸髙君、溝口君、日髙君が“個人の部”、陸上部の山本君と山岳部の田辺さんが“優秀選手の部”で表彰されました。
次に全国高校総合文化祭で県選抜チームの一員として5位入賞した百人一首部の田邊さん、長池さんが「芸術文化功労賞」、箏曲部の丸尾さんが「宮崎県高文連盟賞」、美術部の橋口さん、書道部の大原さん、放送部の桐井さん、将棋部の長谷川君が「全国高文祭選抜賞」で表彰され、その他にも家庭クラブ連盟賞、多読賞、皆勤賞など多くの3年生が表彰され、1・2年生にも先輩方の3年間の頑張りが伝わり、刺激となったことと思います。表彰の後には、生徒会から卒業記念品の贈呈式も行われました。