国際ボランティア

高校生国際協力実体験プログラム(JICA九州主催)7月25日(火)

7月25日(火),26日(水)の2日間で福岡県北九州市のJICA九州で開催された「高校生国際協力実体験プログラム」に国際・ボランティア部の生徒4人が参加しました。

このプログラムには九州各県から選考で選ばれた7校の高校が参加しました。九州他県の高校生やJICA推進員や海外からの研修員の方々との協働を通して国際理解・国際協力とは何かを学ぶ本校の国際・ボランティア部にとっては絶好の研修の場です。

初日は吉成安恵JICA九州所長より,この2日間を「体感」と「好奇心」を持って臨んでほしいという開会式でのスピーチより始まり,アイスブレイクでは出会って間もない生徒同士がさっそく積極的に相手に話しかける姿が見られました。エンジンがかかったところで,あらかじめ模造紙に書いた情報を用いて書く高校の紹介を行いました。本校の歴史の長さとその過程で築いてきた校風や海外との繋がりに反応が寄せられていました。

午後からは,本プログラムのメインパートである,ロールプレイ型のワークショップです。JICA海外協力隊の隊員になりきって,架空の開発途上国の「バリボ村」をより良くする活動計画をグループで作成するというものです。それぞれのグループで他校の生徒と話し合いをしながら4人とも主体的にワークショップに参加していました。とはいえ,まだ計画を実行するには資金や資源,村人の協力など,様々なクリアすべき壁が残されています。続きは二日目の午前中のワークショップで仕上げて,午後に発表となります。

夕方には,ちょうどJICA九州に研修員として来日していたアゼルバイジャン,トンガ,パラグアイ,ベトナムの研修員の方々とグループに分かれて英語で質問をしたり,研修員の国についてのディスカッションを行ったりしました。言いたいことが英語でサッと出てこなかったり,リスニングに苦労したところもありましたが,楽しみながら英語を用いることができました。交流の後は,JICAの食堂でおしゃべりをしながら多国籍料理を堪能しました。

夕食後は,海外協力隊OBである推進員の方々によるレクリエーションで各派遣国に関するクイズ大会が開かれました。見事,大宮チームは4人とも7問中5問正解し,景品をいただくことができました。そのあと,他校の高校生や推進員さんたちとの談話を楽しみ,初日のプログラムは終了しました。

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