気が付けばもう秋ですが、遅ればせながら夏以降の活動について報告します。
7月30日(日)にメディキット県民文化センターアイザックスターンホールにて行われた宮崎県合唱コンクールでは、部員15名で課題曲 サン=サーンス作詩・作曲「Les fleurs et les arbres」と、自由曲 谷川俊太郎作詞・高嶋みどり作曲「父の唄」の2曲を演奏しました。課題曲のフランス語の発音や、自由曲の音域の広さ、表現力の難しさに挑みながら練習を重ねましたが、結果は残念ながら銀賞となり、悔しい思いをしました。しかし、悲しんでばかりはいられません。数日後に迫った全国高校総合文化祭かごしま大会へ向けて気持ちを切り替えました。
8月3日(木)から宮崎北高校音楽部と一緒に鹿児島市宝山ホールでの全国大会へ。3日の夕方には全国の参加者と一緒に交流会が行われました。そして翌4日(金)は本番の演奏です。千原英喜作曲「混声合唱のためのどちりなきりしたん」から「Ⅳ」、山口あかり作詩・小林亜星作曲・相澤直人編曲「にんげんっていいな」の2曲を演奏しました。また、全国の様々な高校の合唱を鑑賞し、そのハーモニーや表現力に感動を覚えた大会となりました。感染症により部員一名と顧問が参加できなかったことが心残りです。
9月5日(火)、市民文化ホールにて弦月祭の音楽部公演で演奏しました。曲目は、全国大会での2曲に加え、「アナと雪の女王」から「Vuelie」、ポップス曲から「全力少年」と「正解」を演奏しました。振り付けに合わせて、全校生徒の皆さんも手拍子や横揺れで一緒に乗って楽しんでもらえました。
9月28日(木)、29日(金)に都城市総合文化ホールMJで行われた宮崎県総合文化祭合唱部門では、県央合同合唱団(大宮、北、南、西、宮学、日向学院)の演奏と、単独演奏の2つのステージに出場し、県央合同合唱団の方で審査員特別賞を受賞することができました。合同演奏69名でのステージと、単独11名(内10名が1年生)のステージと、2つの規模の違う演奏を体感し、多くの学びを得ることができました。また、補助員として裏方の仕事なども経験し、他校の先生方や生徒たちと協力して活動することで、様々な角度から演奏会に携わることができました。
今後は、10月22日(日)に宮崎市の一番街アーケードで行われる「ハイスクールまちんなかアート」への出演、また10月27日(金)にシーガイアコンベンションセンターで行われる「宮崎県人会世界大会」の記念式典への出演が迫っています。他校生とも交流しながら、より素敵な歌声を届けられるよう、日々の練習を重ねていきます。