第28回全日本高校大学生書道展(日本書芸院、読売新聞社主催)で、本校3年の甲斐彩佳さんの作品(写真)が大賞に輝きました。同展には4部門に全国から8807点の応募があり、大賞57点が選ばれました。甲斐さんの作品は、五言律詩の漢詩を二尺×八尺の大きさの紙に中国・清時代の「何紹基」の書風を基調として書いたもので、線質、字形、墨の使い方などに留意し、独自の世界観を見事に表現しました。甲斐さんは「これを機にもっと書道を究めたい思いが出てきた。師範の資格取得を目標に腕を磨いていきたい」と語っています。展示はすでに兵庫県の原田の森ギャラリーにて終わっています。次は自身の進路実現を達成できるように精進してほしいと思っています。
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