7月2日(日)に佐土原総合文化センターで行われた、県合唱連盟主催「合唱講習会」に参加しました。昨年度2月の講習会に引き続き、作詞家みなづきみのり氏としても活躍中で合唱指揮者の伊東恵司先生が講師として招かれました。
午前中は講師の著書であるテキスト「合唱のイントロダクション」に掲載されているハンドサインや、カノンの作品を用いて、歌う中で生まれるハーモニーを味わいながら、合唱の基礎的な練習方法を学びました。
午後は連盟主催のコンクールに向けた課題曲講習が行われました。選択した曲ごとにステージで歌い、伊東先生に指導していただきました。
本校は今年度、サン=サーンスが作詞作曲したフランス語の作品を選択しています。フランス語は発音が大変難しく、様々な音源を聞いたり、インターネットの学習素材などを活用したりして練習しています。また、6月終わりから本校にフランス在住の体験入学生が丁度来ていた関係で、直接発音を指導してもらうこともできました。そのような中、伊東先生の講習では「発音も良く、想像以上にかなりよく歌えている。思い切ってフランス語を選んでよかったのではないか?雰囲気を持っているので、このまま練習していけばよい。」とのお褒めの言葉を数多くいただくことができました。発音や音楽の方向性が間違っていなかったことに安堵するとともに、細かな部分についてもご教授いただいたくことができ、学びの多い有意義な講習会となりました。
7月21日と23日にはメディキット県民文化センターでのホール練習も行い、本番に向けての練習は益々熱が入ってきています。7月30日の県大会と、8月3日からの全国高総文祭のどちらも、その作品によりふさわしい表現で演奏できるよう、さらに工夫・改善して臨みます!