令和6年2月29日(木)午後に、「同窓会入会式」が本校体育館で行われました。1枚目の写真には3つの校旗が掲示されていますが、左側が1889(M22)年創立の「宮崎県尋常中学校(1899より宮崎中学校)の校旗で、右側が1899(M32)年創立の「宮崎県高等女学校(母体は1896年創立の宮崎町大淀村組合立高等女学校)」の校旗です。戦後の学制改革により1948(S23)年3月に両校が廃止され、同年4月1日に「宮崎県立宮崎大宮高校」が発足しました。中央の校旗こそが現在の宮崎大宮高校のものであり、廃止された両校の最上級生が新制高校の3年生に編入となり、1949年3月に1回生が卒業しました。今回の卒業生は76回生となり、高校となってからの同窓生数は40215名となりました。 「入会式」では藤元良一会長(21回生)より「皆さんはこれから長く見えない人生の旅路を歩んでいくことになります。楽しいこと、つらいこと、様々な経験をしていくことでしょう。その中で多くの人に出会い、助けられ、導かれると思いますが、人生の拠りどころに弦月同窓会がなることを願っています。」との激励の言葉が贈られました。代表で3D池上君に記念品が授与され、3H石渡君が「私が新聞部として取材した際に、初代総務委員長の渡辺綱纜先輩は『大宮の伝統は、規律ある自由と皆が助け合うことだ。』とおっしゃいました。母校への理想を語り合い、それに向かって皆が努力することこそが、宮崎大宮高校のアイデンティティであると私は思います。同窓会の一員として、今後もたゆまぬ努力を続けていくことを誓います。」と入会の挨拶を行いました。
この日は本校ALTとして2021年10月から2年4ヶ月にわたって本校に勤務してくださったジェイク先生の「離任式」も実施され、先生によるサプライズの弾き語りに大きな拍手と歓声がわき上がり、2H山口さんがお礼のスピーチを行いました。
「表彰式」では、部活動や探究活動などで実績を残してきた3年生や、3年間にわたって一度の欠席もなかった31名の生徒に対して皆勤賞が贈られ、生徒会からの「卒業記念品贈呈式」も実施されました。多方面で頑張ってきた先輩たちの姿を見て、後輩たちが4月からの136年目の伝統をきっと受け継いでくれることでしょう。