学校行事

ベトナム研修 現地活動2日目(3月7日)

この日からついにベトナムの連携校との協働による本研修のメインパートに入りました。

8年間交流を続けてきたベトナム国家教育大学附属グエン・タット・タイン中学高校(NTT)を訪問し、本校の海外研修初となる1人1家庭でのホームステイをしながら4日間の学校生活を体験していきます。学校へ到着すると、ホストファミリーの生徒と伝統音楽で暖かい歓迎を受けました。中には、昨年12月に実施したさくらサイエンスプログラムで招聘した生徒もおり、3ヶ月ぶりの再会となりました。

   

午前中は、学校近くのベトナム民俗学博物館を見学しました。さっそくホストブラザー/シスターの生徒とペアを組んで会話をしながら博物館を巡り、昼食へ。日本にいた頃からEメールやインスタグラムでやり取りを重ねていたこともあり、すでに生徒同士の友情も温まってきているようでした。

   

午後からは2つの授業に参加しました。まず「情報」の授業ではお互いの研究テーマについてのプレゼンテーションを行ないましたが、NTTの生徒たちは、「マインクラフト」というゲームを活用してベトナムの世界遺産の建物を精密に再現し、誰もがインターネットを通じてバーチャル観光できるような画期的なものを創り上げていたことに本校生徒も興味津々でした。

   

もう一つの授業は「生物」の授業で、NTTの大学キャンパス内にある演習場で様々な農作物が栽培されているところを見学しました。生徒たちは有機肥料と化学肥料によるイチゴの生育状態の違いを研究の説明を聞いたり、柿のような風味のサポジラという植物の果実を試食したりなどの体験を通じて、英語のシャワーを浴びながら、内容を吸収していました。

   

   

夕方はベトナム語の歌を練習しながらホストファミリーとの対面を待ちました。期待や緊張の入り混じる気持ちを抱えながら、それぞれのホストファミリーと家路につきました。「武者修行」の開始です。

 

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