箏曲

箏曲部 高総文祭

9月30日、都城市総合文化ホールで高総文祭日本音楽部門が行われました。今回は、来年度の全国大会へつながる大事な大会です。箏曲部は、コンクール形式で行われ、本校は1番目の演奏でした。ホールに到着して間もなく45分間のリハーサルの時間となり、集中力を切らすことなく最後の調整に入りました。曲を仕上げるまでここまでの間、動画を見たり、録音して聞いたりして自分達で納得がいくまで指摘し合いながら、自分達の演奏を一番よいものにするために懸命に練習に励んできました。

そしていざ本番。キャプテンのソロ演奏から始まり、次の音へつなげていく出だし。とてもきれいにつなぐことができました。とてもきれいな音色。曲が始まるといつもの落ち着いた様子で演奏をすることができました。水の流れをイメージした曲「Sarah」。ひとり一人の琴の音が合わさってきれいな川となり、海となり、自然となり。水の穏急の差をきれいに表現することができました。

結果は、最優秀賞、優秀賞といった賞をいただくことはできませんでしたが、ここまで自分達で築きながら得たものが大きく、達成感を感じながら部員達もほっとした様子でした。ここまでの時間で何が正解で何が不正解ではなく、何を築き、何を得ることができたのか、青春の思い出として本人達の心にきっと刻まれていることでしょう。

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