校章の由来 ~竹葉、雪の結晶、そして光~

昭和23年大宮高等学校誕生の年に生徒や保護者から図案を募り、当時1年生だった梶秀俊君の図案が採用されたものである。
竹の葉(十の字形)と雪の結晶(十の字形の中心の六角形)、そして光(六角形から外へ向かう矢の形)で構成されている。

竹には「若竹の如くすくすく伸びよ」という願いが込めてある。雪は、晋の孫康が雪を積み、その明かりで読書したという故事から採ったもので、「たゆまざる勉学」を意味とし、光は「開く校風を輝かしめよう」という呼びかけである。

かつて男子生徒がかぶっていた制帽の3本の白線については、生徒側が断然3本にしようという絶対的な意見で、最高自治委員会委員長は自治会において「我々は学園に自由と平和と正義の3つの精神を打ち立てなければならない。3本の白線はその3精神の象徴するものである。」と熱をこめて演説し、遂に満場一致で白線3本が可決されたのである。

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