令和6年3月1日(金)の午前に本校体育館にて、15名の来賓を迎えて卒業式が挙行されました。国歌斉唱の後、普通科273名を代表して3Aの草野君、文科情報科76名を代表して3Iの鎌田君が卒業証書を受け取りました。
校長式辞では髙橋校長より、卒業証書に記されている「名前」に込められた『親の願い』や、3年間における全ての『挑戦』や『努力』を認めるという意味が「高等学校課程修了」にあるとのメッセージが卒業生に贈られました。脇山PTA会長からは、今年の正月に発生した能登半島地震で多くの高校生が被害にあう中、彼らが『自分たちにできること』を自発的に取り組んでいる姿から、『皆さんのような若者が今後の日本には必要』です、との祝辞が贈られました。
在校生送辞では総務委員長である2Iの角田さんが、予測不能な事態が続く中で夢を貫くことが苦しくなることもあると思いますが、そんな時は挑戦を惜しまず、大切な仲間が出来た大宮高校で過ごした日々を思い出してください。もう一度『前を向く糧』となってくれるはずです、とのエールが贈られました。
卒業生答辞では3Iの橋口君が、これから私たちは先の見えない社会に足を踏み入れることになり恐れや不安がありまが、踏み入れたら一気に広がるであろう世界に、どうしようもなくワクワクしています。勇気を振りしぼって飛び込む未来に、辛く苦しいことがあっても、この大宮高校での経験は『自分自身にふさわしい生き方』を目指す助けになってくれると信じています、との力強い言葉が語られました。
4年ぶりに卒業式の歌が復活し、最後は校歌を全校生徒で高らかに歌って349名が巣立っていきました。卒業生の今後の活躍を心より祈念します。