2023年12月17日(日)に九州大学にて開催された「九州大学アカデミックフェスティバル2023」のポスターセッションに本校文科情報科2年の4名が参加しました。九州内のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)、WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)、SPH(スーパープロフェッショナルハイスクール)、QFC-SP(九州大学未来創成科学者育成プログラム)の学校を対象とした大会で、九州内の高校から51のポスター発表が行われました。本校の生徒は、教科グローバル協創Ⅱで行ってきた探究活動の成果をポスターにまとめ、大学関係者・教員・生徒への発表と質疑応答を行いました。様々な意見を頂き、今後の探究活動に対して、非常に参考になったようです。以下、参加生徒の感想を載せます。
今までは、大宮高校の先生や友達など身近な人に向けてしか探究発表をしてこなかったので、校外の、それも九州大学の先生方に自分たちの探究の成果を見てもらえる機会ということで参加を決めました。
他県の高校生の発表をたくさん聞くことができましたが、どの班も、発想が面白く、ハイレベルな研究をしていました。自分たちも発表をして、多くの質問や意見をいただき、まだまだ班でやれることはたくさんあるなと感じました。また、「サトカン」というテーマを褒めていただいて、この研究に自信を持つこともできました。発表内容だけでなく、話し方や質疑に対する答え方など、学ぶことは本当に多かったです。
今回の経験で、今まで見えていなかった部分にたくさん気づくことができました。新しく発見できた課題や自分たちの強みを、1ヶ月後の成果発表会に活かせるように班員全員で協力していきたいと思います。
今回の探究発表では九州大学の先生や他県の高校生との対話を通して、自分たちの探究の強みや改善すべき点を見つけることができました。私は説明したつもりだったけど上手く伝わっておらず説明方法に改善が必要だと感じることや、質問されたことが分からなくて答えられないなど、私たちの探究はまだまだやるべき事が沢山あると感じました。しかし九州大学の先生などに、とても面白い内容だと褒めて貰えたことは大きな自信になりました。また、他県の高校生の発表を聞いて、着眼点が面白かったり、プレゼン方法が分かりやすかったり、同じ高校生として私も負けていられないとたくさんの刺激を得ることが出来ました。この発表会で学んだことを他の班のメンバーにも共有してさらに良い探究発表をつくり、また、今回学んだ、身の回りにあふれているたくさんの分からないことに疑問をもつという姿勢をこれからの生活に活かしていきたいです。
今回、九州大学の探究発表会に参加しようと思ったのは九州大学を自分の目で見てみたかったのと、今現在頑張っているサトカンの探究を大宮の中だけでなく、外で発表したいと思ったからです。私たちの探究に多くの方が興味を示し、褒めてくださったことはとてもありがたかったし自信になりましたが、他の学校の発表を見ていると発想から実験内容、発表の仕方まで本当に素晴らしい内容のものが多々あり自分の発表を他の方に評価いただくという経験だけでなく自分の見聞を深めるという意味でもとても意義のある発表会になりました。九大生徒のトークイベントでも私たちが今1番関心がある受験期のこと、勉強のこと、大学入学後のことなど進路について多くのリアルなお話を聞くことができ、自分の進路決定に役立つと感じました。今回アドバイスいただいたこと、他の発表を見て自分たちの探究にも活かしていきたいと思ったことを持ち帰り自分たちの班のこれからの探究に還元していきたいと思います。
今回、九大探究発表会に参加して、自分たちの発表をいろんな人に聞いてもらい、意見を頂くことができて良かった。また、自分たちの研究の良いところを伝えてくださった方もいて、励みになった。そして、他の高校生の発表を聞いて、その研究内容はもちろん、発表の仕方も上手な人たちがたくさんいて、自分には無い考えや視点を学ぶことができ、これからの探究活動に生かしていけそうだと考えた。九大生のトークイベントでも、リアルな大学生の生活や勉強を知ることができて、これからの自分の進路を決定する上で参考にできそうだ。
今回このイベントに参加したことは、自分にとってとても有意義な時間で非常に貴重な経験であった。この経験を周りの人に伝えるなどして、みんなで共有し、これからの生活に生かしていきたい。