学校行事

ベトナム研修 現地活動4日目(3月9日)

グエン・タット・タイン中学高校(NTT)での生活3日目。この日はハノイからバスで1時間半ほどのイェンバイ省の特別支援学校と民族村を訪問しました。

NTTでは慈善活動を重視していて、それを授業の一環として実施しています。今回は同校の高2の生徒の授業に加わって、特別支援学校との交流・見学を行いました。NTTの生徒たちとバスで移動し現地に着くと、200名ほどの特別支援学校の児童・生徒たちが出迎えてくれて、さっそく講堂で歓迎レセプションが催してくれました。50年以上の歴史のある学校で、日々の教育だけでなく、生徒の就業までの訓練を行う日本でいえば障害者就業・生活支援センターのはたらきもしている学校です。交流では特別支援学校の児童・生徒による歌唱や劇を披露してくれて、その後NTT高校生によるパフォーマンスがあり、さらに急遽本校生徒もベトナムで大人気の「ドラえもん」の歌を即興で振りをつけて披露することになりました。レセプションの後は、校舎を見学し、子どもたちと身振り手振りでやり取りをしたり、遊具で遊んだりして交流を深めました。

   

昼食を済ませた後はベトナム民族文化観光村へ。名前の通り、ベトナムの少数民族に関するレジャー施設で、園内は広大で電気カートで回って見学しました。最初にタイー族の住宅で本物のタイー族の方からの説明をしていただき、NTT高校生の通訳で内容を理解しました。そして、トンコンというダーツのようなものや竹馬やバンブーダンスなど伝統的な遊びを楽しみました。他にも、伝統的な家屋の中で民謡を聞いたり、クメール寺院を見学したりと、見どころのたくさんある場所で、NTT高校生と英語で談笑し、交流を深めながら楽しむことができました。

   

   

    

この日は、夜も特別で、ホストファミリーが一堂に会し、さらには昨年末のさくらサイエンスプログラムで来日した生徒と引率のトゥ・アイン前校長先生も加わり、盛大な夕食会を開いてくださいました。ベトナム料理はもちろん、アジア各国の料理をブュッフェ形式で頂きました。ちなみに日本料理のブースは特に人気で常に列ができていました。

疲れを吹き飛ばすようなNTT高校のまごころに触れて、この日も感動的な一日となりました。

いよいよ明日はファイナルプレゼンテーション。一週間の学びを心から語ります。

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